在庫処分を決算前に行うことで得られるメリットとは?

あなたの会社は在庫を放置してしまっていませんか?決算時に在庫がたくさん存在すると損をする可能性があります。
そこでオススメしたいのが決算の前に在庫処分を行うという方法です。

そこで今回この記事では、決算前に在庫処分を行うことで得られるメリットをご紹介します。

■在庫を減らす理由

1.資産を圧縮して総資本利益率を向上させる

総資本利益率を向上させるというのは、同じ利益率の場合、総資本が少なければ少ないほど、ROA(Return on Assert)が上がります。

ROAとは、起業の経営成績をシンプルに表してくれる指標のことを指します。
そのためこの数字を意識することで資産を圧縮しようとする動きにもつながります。

2.売上原価を大きくして、利益の圧縮を行う

売上原価は、機種在庫+当期仕入−期末在庫という式で計算することができるため、期末在庫が少なくなると売上原価は増加します。
売上原価が増えると利益が減ります。
そうすることによって、納税額を減らすことにつながりますよ。

3.棚卸作業を減らす

実地棚卸をする場合は、実際に数を数えなければなりません。
そのため在庫が少なければ少ないほど、在庫を数える手間を省くことができます。

■キャッシュフロー

キャッシュフローの観点から考えていきましょう。
通常の在庫は利益を生み出すためにキャッシュを寝かせている状態だと考えることができるため、不良在庫は将来利益を生み出すことができないキャッシュを寝かせている状態だと考えることができるでしょう。

不良在庫は、保有期間が長いほど値崩れが進んでしまい、利息などのコストが増えていってしまいます。

■在庫処分のメリット

1.不良在庫が資金に変わることで、手元資金を増やすことができて資金繰りの改善につながる。
2.不良在庫を赤字で販売することによって、節税・税金対策をすることができる。
3.不良在庫を処分することによって、決算書上の在庫回転期間が短くなり、金融機関からの評価を上げることができる。
4.銀行からの資金を受けている場合は借入金の返済をすることが可能になり、金利負担によるコストの低減につながる。
5.多店舗展開を行っている場合は、在庫管理コスト・手間の低減になる。
6.在庫を資金化することによって、より利幅の大きい商品の仕入を行うことが可能になる。
7.時間の経過に伴う不良在庫のさらなる販売価格の低下による赤字幅の増加を止めることができる。

■まとめ

今回は、決算前に在庫処分を行うメリットをご紹介しました。
是非参考にしてみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です