自営業の方に在庫品に関係する税金について詳しく解説します!

「在庫品に税金がかかるのか知りたい」
「在庫品にどのような税金がかかるのかわからない」

このような方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな方向けに在庫品にかかる税金について詳しく解説します。

 

在庫には税金がかかる

在庫に税金がかかると言われていますが、厳密に言うと在庫を保持することは、利息を保持しているのと同じです。
つまり、抱える在庫が多ければ多いほど課される税金は増えます。
また、法律上、決算時の在庫が前期よりも増えれば、法人に法人税が課されます。
なぜなら、在庫は価値を持っている資産であり、現金預金と同等の扱いを受けるからです。
つまり、在庫が増えれば現金預金の増加と同等に所得金額の増加とみなされます。
例えば、前期末の在庫200万円、今期の仕入を2000万円とします。
今期末の在庫が200万円と240万円を比較した場合を実際に計算して解説します。

在庫200万円の場合

売上原価は、今期末の在庫の金額から間接的に求めるため、「前期末の在庫200万円+今期の仕入高2000万円-今期末の在庫200万円=2000万円」になります。

在庫240万円の場合

売上原価は「前期末の在庫200万円+今期の仕入高2000万円-今期末の在庫240万円=1960万円」になります。
つまり、在庫が240万円のほうが今期末の在庫の金額が40万円多くなる分、40万円売上原価が低くなります。
したがって、所得金額は40万円増加し、法人税が課せられます。

商品が売れずに在庫が増えてしまうと仕入原価(仕入れー売れてない在庫商品)が減り利益が増えます。
そうなると経費で落とせる金額が減り、利益が大きくなるため課される税金が大きくなります。

在庫にかかる税金を減らすためには

セールをする

売れ残った商品を在庫にするよりも、セールをする方が良いかもしれません。
企業が決算期になると在庫処分セールや決算セールを行うのは在庫にかかる税金を減らすためでしょう。

業者に頼む

どうしても売れ残ってしまった在庫があるならば業者に依頼しましょう。
どんな種類の在庫でも買取対象にしている業者はあるので、税金を課される前に処分することをおすすめします。

まとめ

今回は、自営業の方向けに在庫品にかかる税金について詳しく解説しました。
在庫管理をしっかり行わいと、知らない間に税金を支払っているケースも珍しくないので正しい知識を身につけておくことが大切です。
何かご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。

 

また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか閉店倒産商品ページをご確認ください。

 

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