在庫管理はできていますか?仕訳の仕方や在庫の評価方法を再確認しましょう!

在庫と一口に言っても、さまざまなものが該当するため、在庫がどのように仕訳されるのか分かりませんよね。
この記事では、在庫の仕訳の仕方と、棚卸資産の評価方法について解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

在庫の仕訳の仕方について解説!

在庫とは、企業が販売する目的で一時的に保管している商品・製品・原材料・仕掛品の総称で、棚卸資産とも呼ばれます。
棚卸資産は期首・購入・販売時などのタイミングに合わせて会計処理する必要があります。
それでは、タイミングごとの仕訳の仕方について見ていきましょう。

期首の仕訳

棚卸資産は、まだ売っていない企業の資産となるので、貸借対照表の損益計算書部分の資産勘定として、その金額が記載されます。
これから販売して企業の利益となる在庫になるため、現金や建物などと同じように資産の部分に記載されるのです。
また、損益計算書の仕入勘定として記載するため、棚卸資産勘定を増減させる仕訳は不要です。

期中に購入した場合の仕訳

期中に在庫を新たに増やす場合は、最初に会計処理の仕訳を行います。
借方に仕入の価格、貸方に買掛金の価格を記載し、どのくらい仕入れしたのかを確認するために商品有高帳に購入した数量も記録します。

期中に販売した場合の仕訳

販売した場合、売上が上がり収入を得るため、会計処理としての仕訳は借方に売掛金を、貸方に売上を記載します。
そして、同時に商品有高帳に販売した数量を記録しておきます。
損益計算書では、売上勘定に計上するので、直接棚卸資産勘定を増減させる仕訳は不要です。

棚卸資産の評価方法とは?

棚卸資産の評価方法は大きく分けて、原価法と低価法があります。
原価法とは、残った在庫を購入した際の原価をもとにして計算する方法で、低価法とは、対象在庫を購入した際の原価とその時点での原価を比べ、いずれかの安い方を用いる方法です。
原価法と低価法では算出される金額が異なるため、自社に合った方法を選ばなければ、税金が高くなってしまう可能性もあり得るので注意しましょう。

また、棚卸資産の評価方法について気になる方の中には、在庫を抱えすぎていて困っている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、適正在庫を見極めたり、在庫処分を検討したりすることがおすすめです。
当社では在庫商品や在庫処分品の買取を行っているので、在庫の買取について詳細を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

在庫の仕訳の仕方についてご理解いただけましたでしょうか。
在庫は棚卸資産とも呼ばれており、期首・購入・販売のタイミングで仕訳の仕方が異なります。
仕訳の仕方について知らない方は、今回解説した内容を参考にしていただけると幸いです。

閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。

どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です