在庫は流動資産に含まれる?チェックして中身を改善するポイントを紹介します!

「在庫は流動資産に含まれるのかな」
流動資産とは貸借対照表の資産のうち、通常1年以内に現金化が見込まれる流動性の高い資産を指します。
この定義から考えると、在庫も流動資産の1つではないかと考える方も多いでしょう。
そこで今回は流動資産の内容や流動資産の確認ポイントを紹介します。

流動資産の内容とは?

流動資産は大きく3つに分けられます。

1つ目は、当座資産です。
これは直ぐに現金化でき、支払手段ともなる資産のことです。
例えば現金や普通預金、売掛金などが含まれます。

2つ目は、棚卸資産です。
これは基本的に販売目的に持っている資産のことです。
例えば商品や材料、貯蔵品などが含まれます。

3つ目は、その他です。
これら以外で短期に現金化できるものです。
例えば前払い金や未収入金、貸付金などが含まれます。

流動資産を確認しよう!

流動資産の内容を確認したところで、続いては改善させるためにできる対策について見ていきましょう。
事業経営において最も大切なのは現金や預金と考える方は多いと思います。
しかし、流動資産には現金や貯金以外にも、今後現金になるかもしれない資産も含まれます。

そうした資産はなるべく有効活用することが大切です。
なぜなら、少しでも今後の利益に繋がらないと、無駄になってしまうためです。
以下で確認すべきポイントを2つ紹介します。

1つ目は、在庫を過剰に持たないことです。
在庫は取引先の要望にすぐに対応できる、大量に注文することで単価が抑えられるといった理由から過剰になりやすいです。
しかし、経営する上では在庫はなるべく少なく維持するべきでしょう。
これは在庫が増えると、現金や貯金が減ることとなるためです。

加えて、在庫が増えるとそれだけ必要なスペースが増え、固定費が高くなります。
また、時間の経過で流行りに遅れたり、劣化したりする商品なら、価値が当初より下がります。
破棄することとなれば、さらにコストがかかるでしょう。
従って、財政状態を良く保つには、しっかりと在庫管理を行う必要があります。

2つ目は、不良債権予備軍に気を付けることです。
売掛金や受取手形は本来、一定の条件に沿って支払ってもらえます。
しかし、条件通り支払って貰えていない場合や売掛金が残っている場合は、不良債権予備軍のリスクを疑ってみましょう。
従って、売掛金や受取手形は流動資産ですぐに現金化できると安心せず、流動資産の内訳もこまめにチェックしておくことが大切です。

まとめ

過剰な在庫は減らす必要があることをお話しました。
しかし、多くの在庫を減らすとなるとコストが気になる方がいらっしゃると思います。
そんな時におすすめなのが買取です。
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